← 症例一覧へ
CASE
歯の破折に対する歯内療法(根管治療)
破折により歯髄が露出した歯を、抜歯せずに保存した症例です。歯髄を除去して根管内を清掃・充填し、最後に歯冠を修復することで、歯を残したまま痛みのない状態に戻しました。
本症例の記録
- 動物種
- 犬
- 犬種・猫種
- ダックスフント
- 病名
- 破折
- 処置
- 歯内療法(抜髄・根管充填)、歯冠修復
- 01
歯の破折

歯が欠けて歯髄(神経・血管)が露出しています。露出した歯髄は細菌感染を起こし、放置すると歯根の先に膿が溜まる原因になります。
- 02
歯髄を除去

マイクロスコープ下で感染した歯髄を取り除き、根管の入口を確認しています。
- 03
根管充填

清掃・消毒した根管の内部を、封鎖材で緊密に充填しています。
- 04
根管充填後

レントゲンで根管の先端まで充填材が到達していることを確認します。
- 05
歯冠修復後

欠けた歯冠を修復し、治療完了です。歯を抜かずに機能を保つことができました。
破折した歯は、露髄していても条件が整えば抜かずに残すことができます。抜歯は最後の選択肢であり、まずは保存の可能性を検討します。