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CASE
埋伏歯に対する矯正治療
右上犬歯が萌出せず、歯肉の中に埋まったままになっていた(埋伏歯)症例です。埋伏歯は放置すると嚢胞が形成される可能性があるため、抜歯等の処置が必要となります。オーナーと相談したところ歯の保存を希望されたため、矯正治療により歯を萌出させることとしました。
本症例の記録
- 動物種
- 犬
- 病名
- 埋伏歯
- 処置
- 矯正治療(矯正装置による牽引萌出)
- 01
右上犬歯の埋伏歯

本来生えているはずの右上の犬歯が萌出せず、歯肉の中に埋まっています。
- 02
矯正装置の装着

埋伏している犬歯を引き出すため、矯正装置を装着しました。
- 03
装置装着後 約1ヶ月

犬歯が徐々に萌出してきています。
- 04
3ヶ月目に装置を除去

犬歯が正しい位置まで萌出したため、矯正装置を除去しました。
- 05
術後120日

抜歯することなく、犬歯を保存して正常な位置に導くことができました。
埋伏歯は抜歯が選択されることの多い疾患ですが、条件が整えば矯正治療によって歯を保存できる場合があります。オーナーのご希望をうかがったうえで、抜歯以外の選択肢も含めて治療方針をご提案します。