D.V.D.S.動物のための歯科治療
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CASE

若齢の上顎第四前臼歯にみられた重度歯周病

若齢でありながら、上顎第四前臼歯に重度の歯周病がみられた症例です。見た目には少量の歯石が付いているだけでしたが、レントゲンを撮ると骨が大きく溶けていました。歯周組織再生療法を行い、良好な経過を得ています。歯肉は一部痩せた状態ですが、約4年が経過しても骨の状態は良好です。

本症例の記録

動物種
犬
病名
歯周病
処置
スケーリング、歯周組織再生療法
  1. 01

    術前の状態

    術前の状態

    見た目上は少量の歯石が付いているだけですが、レントゲンを撮ってみると骨が大きく溶けていました。スケーリングを行い、3ヶ月後に再生療法を行うこととしました(麻酔は2回行っています)。

  2. 02

    術後7ヶ月

    術後7ヶ月

    歯肉の腫れが引いています。

  3. 03

    術後44ヶ月

    術後44ヶ月

    術後約4年が経過していますが、歯肉に顕著な腫れはなく、落ち着いた状態です。

  4. 04

    CTでの変化

    CTでの変化

    左より、初診時・術後7ヶ月・術後44ヶ月。溶けていた骨が回復し、維持されていることがわかります。

歯周病は、外から見える歯石の量と骨の状態が一致しないことがあります。レントゲンやCTで骨の状態を正確に把握し、必要に応じて再生療法を行うことで、抜歯を避けられる可能性があります。